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- 海藻類架空用水の浄水システム
海藻類加工用水の浄水システム
乾いた海苔生産業界の特集性を配慮して水産物品質管理法や食品衛生法できめた専用水道水質基準に適合した水の水準に浄化処理可能な浄水システムを開発して普及してきました。
乾燥海苔、カプサアオ ノリなどの海藻類は、加工の過程で海水および地下水を必要とするし、ほとんどが海岸に位置している。しかため、海岸の地下水には塩分が含まれていて、地下水の開発が容易ではなく、消毒薬品が含まれている水道水は海苔の品質を低下させる恐れがある。また、上水道を加工用水として使用すると、使用量が多く上水道や下水道の料金がかかってしまい、原価が上昇する原因となる。
河川や貯水池などの地表水は地下水とは違って細菌、濁度、色度、臭い、その他有機物などの不純物が含まれているが、水質浄化装置を使って飲み水の水質基準に合わせて浄化すれば衛生的に海苔の加工用水として使用できる。
- 濁度改善のための精密濾過システム 高度酸化過程で不溶性の酸化物に転換し濁度に影響を与える溶存の鉄分およびマンガン、濁度を高くする物質までも除去して濁度基準の0.2 ~ 0.5 NTUに浄水処理をする段階
- 色度、味、臭い除去システム 地表水の中で水の色に影響を与える色度、臭い、味、その他有機物などはオゾンおよびOH-ラジカルにより酸化させて分解・除去したり、活性炭に吸着・除去する方法で浄水処理が可能である。 マンガンおよび鉄分が含有された用水の場合、色度および臭いを消すためのオゾンまたは高度酸化工程で不溶性の酸化鉄および酸化マンガンに転換されて、さらに用水の色を黒くしたり赤くしたりする可能性がある。こういう場合には、最後に濾過システムを設置すれば改善できる。
- 微生物の汚染防止のための殺菌処理システム
乾燥海苔の加工工程では、加工用水を貯めて使用するので、水質の浄化工程を経た加工用水が微生物で汚染されることを最小限にするために、加工工程に入る直前に殺菌装置を設置して殺菌処理された用水だけを供給する。
乾燥海苔の架空加工用水の浄水システム乾燥海苔の加工用水の浄水のパイロットシステム
- 泡の除去システム
乾燥海苔を加工する際に配合機および熟成機などで発生される泡は、粘性が高くて簡単には除去できないし(➡ず)、栄養物質が豊富で細菌の増殖が簡単で、一度発生した泡はずっと残り細菌の供給原因になるので、乾燥海苔から細菌が過度に検出される主な原因となっている。
一部では泡を除去するために泡止め剤を使用しているが、食品用の添加剤だとしても泡止め剤を使用すると天然の海苔に対するイメージを阻害したり泡止め剤の管理不足で細菌に汚染され、さらに細菌を増加させる原因にもなっている。
泡は微細な海苔の欠片と混合して黒い感じの緑色になるので、海苔の加工工程が非衛生的に見える可能性がある。排出される廃水もまた、泡の発生で排水路などを汚染させ、見た目を悪くするのはもちろん、気温が上がると悪臭を発生させる原因にもなる。
乾燥海苔の加工工程で泡が発生することによる衛生状態不良当社乾燥海苔の加工工程で発生する泡を、工場の清潔および細菌数のを低下させるために、光触媒OH-ラジカルを活用して環境に優しい方法で除去することで、乾燥海苔の生産工程での衛生状態向上と乾燥海苔の細菌検出を画期的に減少させている。